一級塗装技能士への道 実技編4
一級塗装技能士の実技試験には
前回までにお伝えした以外に、
けがき線、下塗り、吹付、玉吹き、などなど、
項目がかなりあります。
その試験の最終項目は、刷毛塗りの技術です。
やはり、これが出来ないと、一級とは言えませんからね。
この大きな刷毛は、試験では下塗り用。
昔は、この大きな刷毛で、波トタンをよく塗った
のですが、最近はローラーの時代になりましたね。
試験では、コンパネの上にパテを重ねて、
けがき線という線を描き、その中に刷毛で
調色した塗料を塗って行きます。
線をはみ出さないように集中して、
慎重に刷毛で塗って行きます。
この時に難しいのが、刷毛跡を出さないように
直線状に沿って仕上げる事。
実際の会場で刷毛跡を出さずに仕上げた人は
数人しかいなかったとか、、、。
実際の試験会場風景
ここで、試験を受けるのかと想像すると、
ちょっと緊張してきました。
続きは次回の更新で。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
2015年10月13日
カテゴリー:一流塗装職人のブログ