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ヘルニア持ちの方必見

長文です。

今でこそ主人は普通に生活し、外仕事も出来るようになりましたが、数年前は日常生活を送るだけでも大変な毎日を過ごしていました。

元々ヘルニアはあったようなのですが、息子が生後2か月の頃に追突事故にあった主人。

信号待ちをしていた所に、後ろの車に軽くぶつけられた程度で済んだのですが、それをきっかけに首、腰、足に痛みがきて、日に日に悪化していき、半年後には痛みが急激に激しくなり、毎日うなって食事もとれない状態で、安眠もほぼ出来ず。

歩く時は足を引きずりながら腰も伸ばせず、本当に毎日どうなっていくのか不安な毎日でした。

最初の検査でヘルニアと言われたので、ヘルニアの方はひどく痛む方が多いので、全く疑わずヘルニアに効く病院廻りだけを調べていました。

それから一年半の月日が流れ、いよいよ大病院で手術の日取りも決まり、来月手術を迎えたある日、ネットで私がふと目にしたブログがありました。

「ヘルニアだと信じていたら、どうやら筋膜性疼痛症候群らしい」という文章。今でこそ色々検索したらすぐにヒットしますが、当時はほぼ知られていなかったと思います。

そこには、ブロック注射などといった通常のヘルニア治療ではなく、痛みのポイントに麻酔を打つという治療です。

病院も数件しかなく、大きな病院でもほとんどやっていなかったので、東京の小さなクリニックに行くことにしました。

本当にこれは賭けでした。下手したらもっと悪化するかもしれません。なんせ当時はあまり知られていなかったので、ほとんど詳しい情報がわからず。

しかも、私が見たブログは一度見た後削除されていて、再度見る事は不可能になっていました。

それだけに大きな賭けでしたが、藁にもすがる思いだったと思います。

主人は腰よりもふくらはぎの痛みが激しかったので、そこに麻酔を打たれたようです。

打った初日は眠れないぐらいの激しい痛みがぶり返したので、本当に「失敗した!なんでもっと調べてからいかなかったんだろう」と激しく後悔しました。

けれど、翌日かなり症状は改善され、3回程期間を開けながら通っていたら、今のような全く痛みのない生活に戻れたのです!

手術もキャンセルしました。

時々、痛みがありそうな足の張った感覚があったものの、「もし痛くなってもまた治療にいけばいい」という解決策のある安心感が、あの頃の絶望のどん底の気持ちから一気に救われました。

ヘルニアだと診断する整形外科などでは、この筋膜性疼痛症候群はほとんど判明しないといいます。

主人もこの話を整形の先生にしても、全く取り合ってもらえなかったそうで、あの時偶然目にしたブログがなかったら、今頃どんな生活になっていたのか想像するのも恐ろしいです。

生後2か月からほとんど息子を抱っこもできなかった主人。

あの頃の主人に、現場仕事をこなす今の姿を見せてあげたくなります(^◇^)。

正直、ヘルニアと診断されている方はほとんどこの病気なんじゃないかと思ってしまう程です。

主人も実際ヘルニアはレントゲンで確認されていて、今もその部分は何も変わっていませんが、ヘルニアによる痛みは全くない様子。

もしも、今ヘルニア治療で改善されずに整形通いや整骨院通いをされている方、一度筋膜性疼痛症候群の症状を調べてみてもいいかもしれません☆

 

 

 

2016年2月9日

カテゴリー:妻ブログ

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