イメージ画像

塗装工事に必要不可欠な磨く(ケレン)作業

当社ホームページの中に、何回も

“磨く”という言葉が出てきます。

磨くとは、ケレン作業という言葉を“磨く”

という言葉にわかりやすく置き換えています。

なんの為の作業なのでしょうか?

 

磨く作業にも大きく分けると、2種類あります。

この投稿の続きを読む »

タグ

大網 茂原 東金 白子 一宮 長生 成東 横芝 透湿塗装

透湿塗装!?

塗装って外壁や屋根の?

そうです、外壁や屋根の塗装です.

 

防水塗装なら聞いた事があるけど!透湿塗装って何?

防水塗装とは、ビヨーンと伸びる塗料をごってりと塗りつけて、見た目はツルンとなって綺麗に見えます。水を寄せ付けません。

水を寄せ付けないなら、建物にとっていいんじゃないの?

ブッブー、残念不正解です。

未だに防水塗装を売りにしている人がいますが、それはそれで置いといて、、。

 

透湿塗装の透湿とは、簡単に言うと湿気が出入りする事。

言い変えると、外壁と室内の壁紙の間にある空間に溜まった湿度が、外壁の外に逃げる性質。

最近の塗料は、多くの物が透湿性を明記しています。

この塗料は、湿度を外に逃がしますよ!という売り文句。

確かに、一昔前の塗料には、そんな事書かれていませんでした。

なのになぜ最近は、透湿性能を売りに出すの?

簡単に言うと、家が一番傷む理由は、壁の間の湿度が過剰になるから。

冬でも夏でも窓ガラスに結露。見た事ありませんか?窓に結露.

 

結露の発生は、外気との温度差。夏はエアコンで冷えた部屋と、急激に暑くなった外壁。

冬は暖房で暖かくなった部屋と、外の寒さ。

昔ながらの日本家屋は、隙間風が入り、土壁や漆喰壁が呼吸をし、和瓦が夏の暑さをしのぎ、夏は扇風機一台、お風呂上りに縁側で

スイカを食べましたよね?

 

ところが、最近の夏は暑い、クーラー。

住宅の性能が上がり、高級な断熱材、隙間風も入らない気密性、窓ガラスの水滴を取るのが大変だけど、それ以外は快適。?

実はその快適さの裏側(壁紙と外壁の間の空間)で、結露が発生しやすくなっているのです。

その為、様々なトラブルが発生。

木は水に濡れておくとどうなります?長い時間水浸しだと。

 

どうなります?

 

腐りますよね。 カビてきますよね。

そこで、外壁に塗る塗料も、出来るだけ湿度を中から外に逃がす機能を付ける事になりました。

水は侵入させないが、湿度を逃がす。

え?  水を入れないのに湿度が逃げるの?

どういう仕組み?

実は、目には絶対見えない、ミクロなんかよりもずーと小さい穴が出来ます。

ご存じですか?気体化された水分(湿気)の大きさと、水のままの水滴の粒子の大きさの違い。

仮に、水の粒子をスイカだと例えると、気体化された水分(湿気)の粒の大きさは、パチンコ玉よりももっともっと小さい。

つまり、スイカは網戸の細かい目を通る事は出来ないが、パチンコ玉よりも小さい。

米粒より小さいと、網戸の穴はくぐる事が出来る。

このような原理を利用したのが、透湿性能。

 

しかーし、同じように透湿をうたっていても、塗料の種類・メーカー・塗り方・まるっきり天と地ほど、変わってくるのでご注意を!!

反対に、防水塗装は、まるっきり正反対。壁の中に湿度をためこんでしまいます。

 

雨水や、台風時の水の入る箇所を見極め、予測をし、ピンポイントで防水工事を行い、それ以外の全てを透湿性の一番高い方法で塗る、

これこそが、透湿塗装です。

雨水が浸入しにくい、結露が溜まりにくい、最良の状態で10年間お過ごし頂く、これこそが透湿塗装。

かなりの知識と技術、経験力がある人が、一人は必要です。

透湿の事、詳しく知りたい方、お茶菓子と飲み物を用意して、私を呼んで下さい。

1時間は話こみますから、私は冷えたお茶がいいです(笑)

タグ

このページの先頭へ