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外壁補修材のこだわり エポキシ樹脂

さて、今回は補修材の一つとして、当社自慢の一品を ご紹介します。 弾性エポキシ樹脂 その名もスムースエポ! 弾性?エポキシ?樹脂? 何やら難しそうな名前が出てきました。 弾性とは、簡単に言うと、弾力性がありますよ、伸びますよ! という感じのものです。 エポキシ樹脂とは、「分子内に2ヶ以上のオキシラン環(エポキシ基)を有する化合物の総称である」とありますが、

 

うーん、科学者の見解を今は必要としていませんので、すごく簡単に言うと、

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外壁補修材のこだわり パテ

今回はパテのこだわりについてお話します。

パテとは、欠けている部分の穴埋めを行い、その部分を補強しなおす物です。

一口にパテと言っても、たくさん種類があります。

耐水性の高いもので、外壁に向いているものや、お風呂に使う物、仕上がり重視の内装に使う物、木部に使う物や、モルタル壁に使う物。

 

なんか、沢山あって頭が痛くなりますね?

 

私も以前は、木部用、モルタル用、サイディングボート用、沢山試しました。

中にはあまり耐久性の良くないものや、気密性が高すぎて、かえって素材そのものを傷めてしまう結果となってしまったり。

なにか良いものがないだろうか?

常に材料屋の意見や、インターネットで検索の毎日。

その中で、材料屋さんに勧められた一品、すごい強度と密着力、更に粒子が荒いので、素材そのものを湿気で傷めてしまう事のない物を発見しました。

そのパテは、車のボディーや、今まで密着が困難とされていたFRP素材のものにも密着します。

明らかに他のパテ材とは違う異質感、その分扱いこなすには、技術が必要となります。

DIYにはおすすめ出来ません。

そのパテは、固まるのが非常に早く、一度固まってしまうとサンドペーパーでは、はっきり言って削れません。

その為、短時間で仕上げレベルまで、1回~溝の深いところで2回目で、磨きなしの仕上げレベルを出さなくてはなりません。

 

扱いを一つ間違えると、手直しが大変なパテですが、扱いなれるとこれほど強度の高い物はありません。

作業車にも必ず積んでいる一品です。

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外壁補修材のこだわり

さて、今回は外壁の補修材料の当社のこだわりを紹介します。

うちはこんなに良い補修材を使っていますよ!という売り込みではなく、職人としてこだわった結果、このような形になったという、少し頭の固いお話です。

固いお話が好きではない方は、お読みにならないで下さい。

「こだわり出すとキリがない!」まさにキリがない話です。

外壁の補修材と一口に言っても、コーキング・ボンドコーク・パテ・樹脂・樹脂モルタル等、沢山の種類があります。

 

コーキングとはゴム状の防水材の事で、主に外壁の継ぎ目や大きな割れに使用されます。

パテとは、外壁の欠けた部分に形をつける穴埋め材のようなものです。

大きく分けると、この2種類の補修なのですが、状況により特殊な樹脂を使ったり、その状況によって最適な物を選定していきます。

選定?

じゃあ、人によって選び方も違うの?

 

そう、そうなんです。その選び方こそが、今回のテーマ、こ・だ・わ・り です。

その選び方と、施工方法一つで、雨漏れを止めたり、建物の耐久性を高めたり、逆に表面的にしか直っていなかったり。

ご存じでしょうか? しっかりと手間をかけた施工をすると、結果的に建物の耐久性を大幅に伸ばす結果になる事を!

 

「うちは良い塗料使います、下塗りもしっかりおこないます」

言葉巧みに良い事をうたいますが、全くもって、それ以前のお話です。

詳細は続きにて。

 

どうでしょうか? 少し頭の固い内容になりそうな気がしませんか?

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正規取扱い塗料店の塗料とホームセンターの塗料の違い

最近、最近と言っても15年~20年位前からですが(笑)

ホームセンターでDIY向けの塗料が売られています。

DIYとはそもそも?

do it yourself (あなた自身で行う)

略してDIY。

缶には、使い道、用途、使用方法、色々書かれています。

わかりやすいですね。

たまーに、お客さんに、言われる事があります。

「以前、ホームセンターの塗料で塗られてしまった」「もう頼みたくない」

当然の話ですが、通常、塗装屋がホームセンターで塗料を買う事は,まず考えらえません。

刷毛やローラーなどの道具が急遽必要な時には、ホームセンターに走りますが。

 

そもそも、ホームセンターの塗料と、業務用の正規取扱店の塗料、何が違うのでしょう?

まず、塗料と一口に言っても様々なメーカーがあります。

代表的なメーカーから種類によって専門メーカーまで。

なので、業務用の塗料でもメーカーとグレード、水性・油性・下塗り剤、全ての種類を全て覚えている人は、日本中どこにもいないと思います。

 

以前、よく取扱ってい塗料メーカーの技術担当に、

「ホームセンターの塗料と、何が違うんだ!?」

と聞いてみました。

すると答えは、

「ホームセンターの塗料は同じメーカーの物でも出どころが違う」

「製造会社も違うし、何が入っているかわからない」

「同じシリコンと書かれていても、品質はわからない」

との答えでした。

 

当然ですよね、誰でも知っていますよね。

昔、雨樋の修理に金物屋で購入してきた樋とホームセンターで購入した樋、色も大きさもまるっきり同じ、外見は全く同じもの。

値段は倍ほど違う。

何が違うのか、試しに切断してみました。

すると、金物屋の樋には、中に鉄板が入っていて、ホームセンターの物は何も入っていませんでした。

 

決してホームセンターの悪口を言っているわけではなく、一般の人が簡単な塗装作業を行うには、扱いやすくて良いというメリットと、価格的にリーズナブルという点があります。

 

塗装業者の私は、正規取扱い塗料店で仕入れていますが、過去に1度だけ自分の実家の倉庫の屋根を、20歳の頃塗装する時に、お正月だったので、塗料店が当然お休みで、ホームセンターに買いに走った事があります。

今考えると懐かしい話ですが、塗料の種類もわからず、屋根トタン用と書かれた塗料でした。

 

塗装する前は、真っ赤に錆びていて、今にも穴があきそうな程の錆。

しっかりとケレン(磨く事)をして、水で洗い流し、錆び止め塗料を二回塗り、上塗りを塗装しました。

実家のおばあちゃんに、5千円のお小遣いをもらった事を覚えています(笑)。

 

塗料のグレードは、もちろん耐久性では1,2年しかもたない塗料。

1年たたないうちから色艶がなくなってきています。

それから早16年、今現在まで一度もその屋根を塗装していません。

表面は黒ずみ、苔が付着して、お世辞にも綺麗とは言えない屋根ですが、なんと、穴のあきそうな程真っ赤に錆びていた部分は、未だに錆が出ていないのです。

あの時、塗装しなかったら、確実に数年後には穴があいて、塗装できない状態になっていたと思います。

 

つまりは、表面的な塗膜(色艶・耐久性・低汚染などの機能性)は、確かに塗料のメーカーとグレードや環境によって違うのですが、下地処理をしっかりと行っていると、目に見えない内部の状態がまるっきり違うんですね。

自分でもびっくり。

 

16年塗装していない、私の実家の屋根をご覧になりたい方は、当時の私の苦労話を聞く覚悟と、屋根の汚く付着している苔や黒ずみを見る勇気をもってご連絡下さい。

お茶菓子はこちらで用意しますよ(笑)

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2015年7月8日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:塗料の安心

大網 茂原 東金 白子 一宮 長生 成東 横芝 透湿塗装

透湿塗装!?

塗装って外壁や屋根の?

そうです、外壁や屋根の塗装です.

 

防水塗装なら聞いた事があるけど!透湿塗装って何?

防水塗装とは、ビヨーンと伸びる塗料をごってりと塗りつけて、見た目はツルンとなって綺麗に見えます。水を寄せ付けません。

水を寄せ付けないなら、建物にとっていいんじゃないの?

ブッブー、残念不正解です。

未だに防水塗装を売りにしている人がいますが、それはそれで置いといて、、。

 

透湿塗装の透湿とは、簡単に言うと湿気が出入りする事。

言い変えると、外壁と室内の壁紙の間にある空間に溜まった湿度が、外壁の外に逃げる性質。

最近の塗料は、多くの物が透湿性を明記しています。

この塗料は、湿度を外に逃がしますよ!という売り文句。

確かに、一昔前の塗料には、そんな事書かれていませんでした。

なのになぜ最近は、透湿性能を売りに出すの?

簡単に言うと、家が一番傷む理由は、壁の間の湿度が過剰になるから。

冬でも夏でも窓ガラスに結露。見た事ありませんか?窓に結露.

 

結露の発生は、外気との温度差。夏はエアコンで冷えた部屋と、急激に暑くなった外壁。

冬は暖房で暖かくなった部屋と、外の寒さ。

昔ながらの日本家屋は、隙間風が入り、土壁や漆喰壁が呼吸をし、和瓦が夏の暑さをしのぎ、夏は扇風機一台、お風呂上りに縁側で

スイカを食べましたよね?

 

ところが、最近の夏は暑い、クーラー。

住宅の性能が上がり、高級な断熱材、隙間風も入らない気密性、窓ガラスの水滴を取るのが大変だけど、それ以外は快適。?

実はその快適さの裏側(壁紙と外壁の間の空間)で、結露が発生しやすくなっているのです。

その為、様々なトラブルが発生。

木は水に濡れておくとどうなります?長い時間水浸しだと。

 

どうなります?

 

腐りますよね。 カビてきますよね。

そこで、外壁に塗る塗料も、出来るだけ湿度を中から外に逃がす機能を付ける事になりました。

水は侵入させないが、湿度を逃がす。

え?  水を入れないのに湿度が逃げるの?

どういう仕組み?

実は、目には絶対見えない、ミクロなんかよりもずーと小さい穴が出来ます。

ご存じですか?気体化された水分(湿気)の大きさと、水のままの水滴の粒子の大きさの違い。

仮に、水の粒子をスイカだと例えると、気体化された水分(湿気)の粒の大きさは、パチンコ玉よりももっともっと小さい。

つまり、スイカは網戸の細かい目を通る事は出来ないが、パチンコ玉よりも小さい。

米粒より小さいと、網戸の穴はくぐる事が出来る。

このような原理を利用したのが、透湿性能。

 

しかーし、同じように透湿をうたっていても、塗料の種類・メーカー・塗り方・まるっきり天と地ほど、変わってくるのでご注意を!!

反対に、防水塗装は、まるっきり正反対。壁の中に湿度をためこんでしまいます。

 

雨水や、台風時の水の入る箇所を見極め、予測をし、ピンポイントで防水工事を行い、それ以外の全てを透湿性の一番高い方法で塗る、

これこそが、透湿塗装です。

雨水が浸入しにくい、結露が溜まりにくい、最良の状態で10年間お過ごし頂く、これこそが透湿塗装。

かなりの知識と技術、経験力がある人が、一人は必要です。

透湿の事、詳しく知りたい方、お茶菓子と飲み物を用意して、私を呼んで下さい。

1時間は話こみますから、私は冷えたお茶がいいです(笑)

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